痩せてても日本人が糖尿病になりやすいわけ
そもそも
インスリンの分泌能力が弱い。
なぜなのか、
昔(戦前)は食料難で常に飢餓状態であり、血糖値の上がる要素がありませんでした。
現在は飽食なので脂質や糖質の高い食事ばかりですが欧米人と比べ肉食の習慣がなかったのでインスリンの分泌が欧米人と比べると少ないという現状があります。
インスリンはすい臓β細胞から分泌されます。
インスリンの働き
インスリンの働きを説明します。
- 食べ物の中の糖分がブドウ糖として吸収されます
- 血液中のブドウ糖が増えるとすい臓からインスリンが分泌されます
- 分泌されたインスリンは筋肉などへとつながるドアを開いてブドウ糖を送り込みます
通常はヒトは血糖が上がれば、すい臓からインスリンが分泌され血中の糖分が肝臓や筋肉などに送られ正常値まで下がる機能ですが、この血糖値が下がらない場合はインスリンの機能不全になります。
2つの理由によるもの
A)インスリンは分泌されているが、それが筋肉や肝臓でうまく使われない『インスリン抵抗性』
B)インスリンが必要な分だけ分泌されない『インスリン分泌低下』
『インスリン抵抗性』は、肥満によっておきます。
脂質や糖質過多な食事により身体に溜まってしまった内臓脂肪はアディポカインという「ホルモン様物質」を身体の中に産生し、そのアディポカインにより『インスリン抵抗性』が誘導されます。
血糖値を「下げる」ホルモン
- インスリンのみ
血糖値を「上げる」ホルモン
- グルカゴン
- アドレナリン
- 糖質コルチコイド
- 成長ホルモン
- 甲状腺ホルモン
まとめ
もともと質素な食生活をしてきた日本人固有の背景があり食事の内容から血糖値をさげる必要がありませんでした。
血糖値を上げる方が本来 重要なためホルモンが5つあります。
ですが、現代の食事は、脂質、糖質共に過多であるためそもそも日本人はインスリンの分泌が弱い(分泌低下)ので痩せ型であろうが「糖尿病」になりやすい危険性があります。
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