すねの内側の痛みが増えています!!

こんにちは!佐藤です(^^)

新型コロナウイルスの影響が、「感染」以外のところにも現れてきているのを感じます。
その一つとして、近頃当院では「すねの内側が痛い!」といっていらっしゃる方が増えています。

年齢層としては、小中学生〜30代の方と、幅広いですが若年層の方に多いように感じます。
さらに、お話をお聞きすると、「外出自粛期間中に時間があったのでランニングをした。」という方が大半です。

この痛みの正体は何かというと…

シンスプリント」と言われる状態が考えられます。

シンスプリントとはどのような状態なのか、どのような治療が必要なのか、解説させていただきます。

シンスプリントとは

運動時および運動後に脛骨中央から遠位1/3の内側後方を中心に縦長に広い範囲で痛みがおこる過労性障害で脛骨過労性(疲労性)骨膜炎とも呼ばれてきました。

ひらめ筋・後脛骨筋・長趾屈筋などの足関節を底屈する筋や筋膜の繰り返し加えられる牽引による脛骨の骨膜の炎症です。

同部位に限局した強い痛みが続く場合は、疲労骨折との鑑別が必要です。

日本整形外科スポーツ医学会 http://jossm.or.jp/series/flie/015.pdf

と、日本整形外科スポーツ医学会では説明しています。

要は、脚への負担が強くなりすぎて起こった炎症症状です。

・普段あまり行っていなかったランニングを急に始めた
・時間があったから思い切っていつもより長い距離を走った
・自粛期間が明けて部活が始まったら急に運動量が増えた
という方に多く症状が出ていて、いわゆる「疲労性」だけではなく、筋力不足や柔軟性の不足からも症状が出てしまう様子が見られます。

実際に日本整形外科スポーツ医学会では「発生の要因」として以下の項目を挙げています。

●発生の要因●

1.ランニングの量や質の急激な変化(初心者が急に走り始めた時や走りこみの時期に多く起こる)

2.扁平足、回内足など障害の発生しやすい足の形

3.足関節の柔軟性の低下や下腿の筋力不足

4.足部の疲労による衝撃緩衝能の低下

5.固いグランドや路面での練習

6.すり減ったかかとや、クッション性の悪いシューズの使用など

日本整形外科スポーツ医学会 http://jossm.or.jp/series/flie/015.pdf

このように、様々な要因でシンスプリントは引き起こされ、徐々に疲労骨折に移行してしまう恐れもあるので早期での治療が必要です。

シンスプリントの治療とは??

シンスプリントの治療は対症療法(症状を和らげるための治療)と根治療法(原因を取り除く治療)とをしっかりと分けて行います。

対症療法としては、患部の痛みを和らげ、炎症が広がるのを防ぐためにアイシングを行い、運動量を調整して患部への負荷を減らします。
そして、患部周辺の筋肉の緊張を和らげます。この際、筋肉をほぐしたりストレッチをすることが基本となりますが、【はり】も非常に有効です。患部の負担を和らげるためにテーピングを行うこともあります。

セルフケアとしては、運動後は欠かさずアイシングをすることがとても大切です。アイシングは、痛みのある患部だけではなく、氷水を入れたバケツにあしを膝下までつけ込むような形で行うととても効果が高いです。また、テニスボールなどを使い足の裏をほぐすこともオススメです。また、交代浴と言って、冷やすことと温めることを交互に行うのも非常にオススメです。お風呂に入る前に20分ほどアイシングを行い、入浴中はしっかりと温め、上がった後また20分ほどアイシングを行うといいでしょう。

根治療法は、シンスプリントを起こしてしまった原因をはっきりさせることが重要となります。単純に疲労だけでしたら休めば大丈夫ですが、何か一つだけのことが原因になっているということはあまりなく、試行錯誤して解決していく必要があるかもしれません。扁平足や回内足のように、足の形やバランスが崩れてしまっている場合は膝や股関節、骨盤など全身的にバランスを整えていく必要がある場合もありますし、足関節の柔軟性の低下や下腿の筋力不足が原因の場合には柔軟性を獲得するためのエクササイズや筋力を補強するためのトレーニングが必要な場合もあり、千差万別です。私たち身体の専門家にも試行錯誤が必要なほどなので、自己判断で根治療法にトライするのではなく、ぜひ身近で相談できる専門家にご相談ください。

もしよろしければ当院では相談だけでも受け付けております。

まとめ

お役に立てたでしょうか?
シンスプリントは疲労骨折にもつながる恐さがあり長期化してしまう方もいますが、原因を究明して根治療法に取り組めば改善することは充分に期待できる傷害です。

兎にも角にも早期対応が早期解決につながりますので、「気のせいかな?」と放置せず一度専門家にご相談ください。

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